「うまい話はない」
お金のトラブルから身を守るために、私が勤務校で生徒に何度も伝えている言葉です。色々なケースを伝えたいところですが、徹底的にシンプルにすると、結局この一言に行き着くのかな、と思います。
この話をしようと思った発端は、私たち家族の家計をFPさんに相談しようと思ったことです。今回は、避けるべきFPさんの特徴について、記事でまとめてみました。
FPさんに家計管理相談をすることに
我が家の家計について、FPさんに相談することにしました。今までリベシティで宿題リストをこなしつつ、スマホ代などの固定費の見直しや、食費などの変動費の管理と、できる限りのことを進めてきました。
だいぶ絞ったつもりではあったのですが、息子が生まれてから「将来どれくらい投資にまわせば良いのか」「教育費は足りるのか」等、長期的に計算すべき点が出てきました。そんな中で一番のネックは、育児等でそこまで考える時間が取れないこと。ここは専門家に相談し、現状を正しく把握したうえでこれからの家計管理を考えていく必要があるのではないか、と思い立ったわけです。
妻に相談すると「私もそれ必要だと思ってた。やってみよう」と賛同してもらえました。そんなわけで、鉄は熱いうちに叩こうと思い、早速予約を入れました。
ちゃんとしたFPさんに相談すること
「ん? FP相談? ……大丈夫なのかな」
今の話を聞いて、そんなふうに少し身構えた方。お金のアンテナが高いです。というのも、世の中で「FP」を名乗る方の中には、「ちゃんとしていない」方がたくさんいるのです。
具体的には、こちらのライフプランの相談に乗るふりをして、本当の目的は保険や不動産等の営業だったりします。実際、私も前の勤務校に来ていた独立型のFPを名乗る方からドル建ての貯蓄型保険を勧められ、2本も契約してしまった過去があります(現在は解約済み)。
今回依頼したFPさんは、リベシティ関連サービスで有料でお願いした、本物の専門家です。しっかり対価を支払い、自分たちの家計の未来のアドバイザーをお願いしたいと考えています。
「ちゃんとしていないFP」の見分け方
では、ちゃんとしていないFPさんを見分けるにはどうしたら良いのか?
一番わかりやすいのは、「無料FP相談」を謳っているFPさんに近づかないことだと思います。私の職場に来ていたFPの皮を被った保険販売員はもちろん、住宅展示場にいるFPさんも要注意です。嘘と本当の話を織り交ぜながら、巧みに売りたい商品に誘導してきます。
そして、これは実際に私自身が経験してきたからこそ思うのですが、そういう人たちは、話せば話すほど、不思議と買いたい気持ちになってきます。以前契約していたドル建ての貯蓄型保険も、「とても良い商品を紹介してもらった」「親切なFPさんと出会えて本当に良かった」と、真面目に思っていました。今思うと、かなりゾッとします。
そもそも「ちゃんとしていないFP」に近づいてはならない理由
そしてこれが特に重要なのですが、こういう販売員の方々には「そもそも近づいてはならない」ということ。「知識を持っているから大丈夫」と思っている人も含めて、です。こういう人たちは、こちらが警戒する前提でアタックをかけてきます。当然、それに対応できるマニュアルを持ち合わせています。
以前読んだ『影響力の武器[新版]:人を動かす七つの原理』にて、人間の感情は簡単に揺さぶられてしまうということを学びました。今でこそ当初に比べてお金の知識は身に付けたものの、実際話したらどうなるかわかりません。そんなわけで、当時私に残念な保険を勧めてきた営業マンの方の電話番号は丁重にブロックさせていただきました。危ないと分かっていることには、そもそも近寄らないが吉。相手のセールストークを侮ってはならない、というわけですね。
無料なわけがない
そして最後に。「無料FP相談」ですが、「無料なわけなくない?」という視点を持っていると、視野が広がります。というのも、相手だってボランティアなわけがありません。当然、何かしらのマージンをもらっているはず。それは何か? 営業をかけた成果だと思います。FPに限らず、よく「無料◯◯相談」というものがありますが、「タダより高く付くものはない」と思っておいた方が良いかもしれません。
ちなみに余談ですが、私たち夫婦は結婚式準備で式場選びをしていたときに、「無料相談で食事の試食もできる」というのに釣られてとある式場の相談を申し込みましたが、結局食事が出てくるまで3時間ほどみっちり時間を使うことになりました。「無料」って、なかなかに重いですね(笑)。
おわりに
「向こうからやってくる話に、うまい話はない」
今日の結論としては、こうなるかなぁと。向こうだって、売り込みたくてこちらにアタックをかけてくるわけです。そこにすぐに反応せずに、もし「怪しいな」と思ったら、一度あわてず持ち帰るくらいのゆとりをもって置くくらいの方が、自分の資産を守ることに繋がりそうですね。
今回の私たちのように、自分たちの未来を共に考えてくれるFPさんこそ、自分たちで探しに行かなければならないと思います。今回の記事から、ちょっとでもぼったくりの保険商品や割高な住宅等を掴まされる人たちを減らせたら嬉しいです。
ではでは。

