「Audibleを利用したいけど、どんな作品から聴いたら良いのかわからない……」
そんなAudibleの利用に一歩踏み出した方に、個人的に心に残った作品を紹介していきます。ちょっとでも、育児や家事、通勤のお供になる一冊が見つかったら嬉しいです。
選んだ基準は「心に残っているかどうか」
今回選んだ基準は、私自身の心に残っているかどうか。あくまで個人的にですが、名作は聴き終えた後も作品の世界観が鮮明に脳内再生されます。で、ランキング形式にすることも考えたのですが、序列をつけるのは本当に難しい。そんなわけで、私の独断と偏見で心に残っている作品を紹介していきます。
心に残った作品10選
『同志少女よ、敵を撃て』

戦争で母も故郷も奪われた少女セラフィマが、女性のみで構成された狙撃小隊で戦い続ける中で、本当の敵の正体に気づいていく物語。2022年の本屋大賞1位受賞作です。主人公の息遣いまで聞こえてきそうなリアル感のある作品です。
『イクサガミ』シリーズ

四部作という超大作。明治時代を舞台に、蠱毒という謎のゲームで、東海道を生き残りながら東京を目指す侍たちのデスゲームを描いた一冊です。超がつくほどの長編ですが、そう感じないほどテンポがよく、続きが気になってしょうがなくなる作品です。
『ひゃっか!』

「花の甲子園」こと生花バトルで、優勝を目指す主人公・春乃と、大衆演劇一座出身の転校生・貴音の青春物語。高校生モノの小説の中では、一風変わった世界を感じることができます。
『幸村を討て』

こちらは今週読み終えたばかりの大作。本書の舞台は、戦国最後の戦である「大阪の陣」。その中で、徳川軍を苦しめたのが真田幸村です。本作は、大阪の陣に登場する人物たちの想いが、一人ひとりの視点で丁寧に描かれています。聴き終えた時、「幸村を討て」が本当に「これしかない!」というドンピシャなタイトルであることに気づかされます。
『ハヤブサ消防団』

スランプ気味の作家である三浦太郎が、亡父の故郷であるハヤブサ地区に移住します。田舎暮らしを始めてから、地元の消防団に加入するのですが、そこから連続放火事件をはじめ、様々な怪事件に巻き込まれていきます。読み進める中で感じる、この「不気味さ」が、読み進めたい欲を掻き立ててくれます。
『下町ロケット』 シリーズ

ドラマも大好きな『下町ロケット』シリーズ。仕事のやりがいについて、これほど考えさせられる小説は、なかなかないと思います。痛快な展開を求める方に全力でオススメします。
『半沢直樹』シリーズ

もはや説明不要かと思われるほどの名作シリーズ。ドラマでもですが、とにかく痛快な展開がクセになります。どれもハズレがないのが本当にすごい。一人ひとりのキャラが鮮明に頭に浮かぶのも、著者である池井戸潤先生のキャラクター設定の緻密さゆえかもしれませんね。
『アルプス席の母』

2024年の本屋大賞第2位の作品。題材は高校野球なのですが、メインはその「保護者」という新しい切り口の作品。野球部独特のしきたりと戦いながら、自分の息子を支えていく母の心情が描かれています。高校教員という立場で、この視点を持つのはとても大切なことだと感じました。
『稲荷山誠造』シリーズ

ナニワの金融会社の社長である、パワフルおじいちゃん稲荷山誠造が、家族や恩人たちのためにはちゃめちゃに暴れ回る痛快系のシリーズです。全3作ですが、テンポよく、サクサク聴けると思います。
『夢をかなえるゾウ』シリーズ

Audibleを始めてから、最初に聴いたシリーズ。とても神様とは思えないガネーシャのキャラクターに、どんどんハマっていきます(笑)。ガネーシャの教えも深いものばかりですが、物語も笑いあり、涙ありの素敵な展開となっております。ちなみに一番素敵なのは朗読の方のガネーシャの再現度の高さです(笑)。
番外編 頭からっぽにして聴きたい人へ
上記の10選とは、また違った意味で心に残った作品を紹介します。どちらも結構癖になる名作(?)です。
『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』

著者:ローランド、朗読:ローランドという、謎に豪華な作品(笑)。ローランド節を余すとこなく味わえます。いつもは2倍速で聴いている私も、この作品だけは通常再生しました(笑)。くすっと笑える瞬間、目白押しです。
『風と共にゆとりぬ』

今年『イン・ザ・メガチャーチ』で本屋大賞を受賞した朝井リョウさん。実はエッセイが名作(?)揃いなのです。その中でも特に好きなのが、第二弾である本作です。個人的には本屋大賞級だと思っています。朝井リョウさんご本人がおっしゃる通り、得られるものは特にありません(笑)。学びゼロと割り切って、清々しい気持ちで聴いてみてはいかがでしょうか。
Audibleは名作揃い!
「聴き放題ってことは、もしかして微妙なラインナップなんじゃないの……?」
もしかしたら、そう思う方もいらっしゃるかもしれません。実はAudibleが聴き放題プランにしてから、私もそこを懸念していました。が、実際聴き始めてみると、これでもかというほど名作が並んでいます。正直、数年間ほぼ毎日聴き続けても底が見えません。皆さんも、ぜひ自分に合った名作を見つけてみてください。次に何を聴くか迷ったとき、また戻ってきてもらえたら嬉しいです。
今日の息子👶
帰ってくると、妻と息子が玄関に来て出迎えてくれます。その瞬間、仕事の疲れが本当に吹き飛びます。息子も「おかえりー!」と言っているのかなと思うくらい満面の笑みを浮かべてくれるので、つられてこちらまで笑顔になります。いつも幸せな時間をくれる妻と息子に感謝です。この土日は一緒に楽しく過ごそうと思います。
ではでは。

